老舗駅弁吉田屋の社長は、吉田 広城(よしだ ひろき)さん55歳です。
元々、建築業界の仕事をしていました。
今回は、
・食中毒の経緯・理由
・限定15000食が起爆剤になる?
この3点にフォーカスを当てて考察します。
吉田広城ザックリプロフ
吉田屋の歴史
・5人兄弟の末っ子
・食い扶持減らしのために東京で料理人志す
・東京行けば何とかなると当てのない旅程
・青森八戸でたまたま料理人にスカウト
・開業
現社長は6代目。
歴史ある駅弁屋です。
食中毒の経緯と原因
・食中毒は9月15~16日に製造した駅弁が原因
・29都道府県で521人の被害
1カ月以上経ってからの謝罪会見で、遅いという批判の反面
原因調査や被害者への対応などをちゃんとしてた証拠だと
理解されてる一面もあります。
食中毒の原因
・外部委託の米が原因
・コロナで売り上げ減少
・巻き返す為にキャパオーバーしてしまった
米飯の納入時点で、温度が危険水域でしたが
冷やせば大丈夫だろうと
ってことでGOしてしまったようです。
ネット上では、
・口に入れる物への配慮が足りなかった
・弁当屋として恥じている
全てを曝け出して、涙する社長に
概ね好意的な反応が見られてる現状ではあります。
外部の米は2度と使わない
委託業者のせいにしているという批判の理由です。
さらに、保健所からの指摘もありました。
・米の容器を殺菌せずに搬入
・手洗いの状態もヌルかった
ネットでは厳しい意見も。
吉田屋で仕分けしてるということであれば、
確かに米飯だけの問題では無いですね。
限定15000食がいい方向へ?
ニューロマーケティングというものがあります。
人間がモノを購入するとき、
理屈ではなく脳からの司令で買う
というものです。
ニューロマーケティング的には、
今回の事で、吉田屋は飛躍する可能性もあります。
タバコの警告文
・売り上げ減るだろうに、よく警告文つけるよな
・この会社は俺達の体の心配してくれてる
違います。
この警告文を見る事で、喫煙者の欲望のスイッチが
脳内で押されるのです。
見た瞬間に脳汁が出て指令を出して購入に至ります。
タバコ会社の重要な販売促進コンテンツでもあるのです。
吉田屋に照らし合わせると
リピーターが食中毒という言葉を認識。
即座に脳の欲望スイッチが押され脳汁放出。
購入に至る。
今回の件で吉田屋は一躍全国区になりました。
駅弁の老舗で有名な会社
これを初めて知った人も多いでしょう。
私もその一人。
そして、1日限定15000食という絞り込みです。
・どんな弁当なんだろ
・食べてみたい
・直後だからさすがにまた食中毒はないだろ
という心理になりコンテンツの価値が上がります。
ネットの声
まとめ
建築デベロッパーの経歴を弁当屋に持ち込んだのが原因ですね。
デベロッパーとは、
・大型マンション
・大型商業施設
これらが完成に至るまでの様々な業務を
一手に受ける仕事。
つまり、
・スピード命
・簡素化命
・効率化命
納期もありますし、それに伴う人との交渉もあります。
常に最短最速で事を進めねばなりません。
建築資材なら菌も沸かないし腐りもしませんが、
残念ながら弁当は建築資材ではなかった。
本人がコメントしてるように、口に入れるモノという
認識が明らかに不足していた。
上手く行ってたので、どうしても衛生面が
2の次3の次で、利益という数字のみに焦点が行ってたのでしょう。
直前にコロナで営業が危機だったのも一因ですが
常に顧客の安全第一でやってもらいたいものです。
