様々な不祥事が連発の競艇。
業を煮やした御上がついに動き出しました。
廃止の危機かもしれません。
結論
実際に、何日間か全場をレース停止にする事はあるかもしれませんが、
厳正に対処しましたよというアピールを世間に示すだけ。
内情は、関係者全てに
・お灸をすえる
・最後のチャンスを与える
というスタンス、脅し。
「たいがいにせんとマヂで潰すよ?」
で、頼むから本気の改善をしてくれよというメッセージでしょう。
「廃止」という言葉を使わず、「全レース停止」という言葉に
監督庁の弱腰フニャ腰な心理が透けて見えます。
競艇は八百長を含め、胡散臭さを愉しむ文化もありましたが
昨今のスポーツ化で、野球やサッカーと同じ目線で見てる人達のクレームが爆増。
対処せずにはいられない状況になったのでしょう。
競艇を廃止に出来ない理由
元締めの国としても競艇を切ってしまうのは辛い処。
切りたくないし、その意思も無いでしょう。
理由を解説します。
競艇の年間売り上げ
競馬に次ぐ売り上げを叩き出し好調な競艇。
右肩上がりの登り竜。
MAX2.4兆円の売り上げを叩き出しこれからも伸びそう。
パチスロモンキーターンや、パチスロパチンコ業界の衰退を受け
競艇が受け皿になり、かなりの人が流れ込んでキテるのだと思います。
下図はパチンコ店舗数の推移です。
競艇から得られる国の税収
2.4兆円から経費を差し引いた利益に税金がかけられます。
トンデモな額が毎年国に振り込まれてるわけです。
で、これって放置で入ってくる。
我々の感覚で言うと、憧れの「不労所得」です。
・毎年、配当金をくれる優良企業の株
これを切れますか?
って話なのです。
誰が切るかよ!ってことです。
「廃止」って言葉使うと、使った国がその言葉で後々追い詰められます。
だから「全レース停止」というボヤけた表現にしているのです。
実際に何日間か開催を全場で停止し、
「対処対応してますよ。」
で終了でしょう。
もち、その間に競艇に対し強烈なクンロク入れてることでしょう。
競艇の不祥事ザックリ解説
親戚ぐるみで八百長
元選手の西川昌希が、従兄弟の反社の人間と組んで
八百長し、多額の金を不当に得た事件。
服役し出所。
現在はXで予想屋をしています。
予想屋との繋がり
競艇界隈で言う所の峰竜太事件です。
怪しげな予想屋から金銭の授受。
大っぴらにXで公表する処が世間知らずというか・・
・処分は4カ月間の出場停止
・復帰戦で優勝
上記で示した、優秀な営業マンや優良株は切れない法則。
峰竜太に賭けられた全ての金の25%が運営に入るわけです。
切りたくないですよね。
B級選手が同じ事して世間バレしてたら切られてたと思います。
・たいした売り上げ上がらない選手
・切った方がお得
給付金不正受給問題
コロナ給付金を競艇選手の200人余りが不正受給してた事件です。
選手の中には、年収何千万クラスの人間もおり
競艇選手のマネーリテラシーの低さを表す事件でもありました。
A1選手が43名いたそうです。
出場停止3か月程度の罰則受けて事件は終了してます。
競艇養成所の体罰問題
選手になる為には1年間養成所に入ります。
そこで起きた事件。
教官の訓練生への体罰が問題になりました。
・平手打ちで奥歯抜ける
・6時間以上の正座
・口頭での恫喝
被害者の訓練生は訴訟を起こしますが
加害者の教官は証拠不十分で不起訴になってます。
ニュースにもなりネット記事も出ましたが、今は全て削除されてます。
こういう所にも競艇運営側の隠蔽体質が現れています。
競艇はなぜ勝てないのか?
今までの
・展開推理
・エンジンや選手の勝率
・場の特徴
いわゆる「競艇の一般的セオリー」が原因です。
・もう少しで取れてた・・で乱れ撃ちが始まる
・負けが込み、取り返すために額が太くなる
・辞めようか・・と思った矢先、セオリーでガツンと入る
一般的セオリーの信者になり、お布施を生涯収め続ける事になります。
一般的セオリーは宗教と同じで入信すると抜けれません。
願いが叶った経験を何回かしてしまうからです。
結果、あらゆる理不尽な困難も受け入れてしまい、終わります。
まずは一般的セオリーの洗脳を解く事が急務です。
オウムの信者を思い出してください。
親族の説得にも応じず、ずっと教団に所属し人生を棒に振ります。