SGの優勝戦。
一番売り上げがあり、大金ぶち込めるレース。
予想するのも楽しいですよね。
今回はSGの優勝戦の買い方を考察します。

2014年グランプリ優勝戦で流れが変わった
2014年12月23日に平和島のグランプリ優勝戦。
大外の6枠茅原が優勝しました。
まずはレースを見て見ましょう。
攻めたら負け
4と5が攻める事で茅原に展開が開いた形。
この頃は、まだ選手に攻めっ気がありました。
このレース以降、SG優勝戦はIN逃げばかりになります。
「攻めるだけ損やん?」
という認識が生まれたんだと思います。
・攻めたら外に展開献上することになる
・1つの着差で何百万の差
・内のミス待ちで手堅く走ろう
翌年の2015年はSGが9回あり
・1枠優勝8回
・2枠優勝1回
2015年SG優勝戦結果一覧
レースを見ても、明らかに外に攻めっ気が無くなりました。
攻めない理由
SG優勝戦フライング罰則
・SGに1年間出れない
・2023年度から2年に改定
簡単に言えば、4パチ打ってた人が2年間1パチしか打てない。
これと同じ心理。
選手としたら稼ぎにならないし馬鹿らしいですよね。
攻めたら負けで、Fしたら1パチ(平開催)巡り。
SG優勝戦は賞金良いし大人しく走っとこうという心理です。
ほぼ進入固定で外は何もできない
コース争いも無く、進入固定状態。
選手は皆一流どころで、スタート遅れない。
外はやりようがなく、内枠のミス待ち。
選手間でエンジンの強弱を全ての選手が把握しており
内枠から順に良い旋回コース埋まっていく状態。
一流なればこそ、展開が見え過ぎてやりようがないマインドになります。
罰則喰らったら偉い目に遭う。大人しく走ろうになるわけです。

準優勝戦が実質の優勝戦
もうF1グランプリですね。
・ポールポジション取った奴が優勝
・アイルトンセナ
・抜きようがないからミス待ち
優勝戦は消化試合なのです。
準優勝戦で1着取って優勝戦で
・2枠なら差したらワンチャン届くかも
・3枠じゃ捲り切れないし、捲り差しも内の1流2人には入らない
SG優勝戦の買い方
確率論でトータルで勝つ。
これしかないですね。
2023年 9開催中、1枠優勝7回
2022年 9の4
2021年 9の7
2020年 9の7
2019年 9の8
2018年 9の7
2017年 9の8
2016年 9の6
2015年 9の8
2022年は罰則強化前のラストイヤーで選手が攻めたのでしょう。
考えるだけ損
結果論ですが、
・6枠だがエンジン出てる展開ある
・4が握るから5に展開が開く
・1は若手でメンタル弱い
これらの読みや推理が一切報われない結果。
考えるだけ無駄で資金の浪費という結果。
大金を用意し賭けるわけですが、
1の1着以外のオチを考えた時点で8割方負け確定。
最初から1枠1着固定で行けば、1枠の勝率は8割超え。
・1枠飛んだら諦めたら良いだけ
・全てのSG優勝戦1枠1着固定で1枠勝率8割
しょーもないですが、確率論的には博打を超え投資になってますね。
・2~6で展開推理
・1枠頭から20点しかないので5点6点買いなら本命キテも利が出る

競艇で負ける理由
・死ぬほど勉強した
・網の目をいつも抜ける(縦目に抜け目)
・コツコツ勝ってもある日ドカンと負ける
このまま続けても現在が繰り返されるだけです。
実際口座の残高がそれを証明してるはずです。
私がその口でした。
理由は、胴元が売り上げ増やす為に作ったセオリー使ってるからです。
食事する時の箸
トイレ終わりの紙
何の疑問も持たずに使ってるのと同じレベルで刷り込まれてるのです。
・それらしい材料(展示タイムや展開推理)
・場の特徴
・エンジン勝率
学べば学ぶほど、経験積めば積むほど
アレも怖いコレも怖いで
買い目が増えていませんか?
胴元の思う壺、おいしい客に育て上げるカリキュラム。
それが、一般的に流布されてるセオリーです。
今のやり方を続ける限り、今まで通りずっと競艇の財布にされ続けます。
