
「前付けは卑怯だ!」
前付けした選手がいるとたちまちツイッター等のSNSが燃え上がります。
しかし、前付けはルール違反ではなく現在の所は合法です。
レースをする選手自身も、
「前付けされるとラーメン屋の列に割り込まれた気分」
と発信する選手もいます。
先日の桐生競艇で、1枠の落合直子選手が2枠の地元の今井裕梨選手に
サクッと前付けされINコース奪われた挙句着外で荒れた結果になりました。
Xで派手に燃えました。
合成単勝1.02倍の①落合直子さん、インを取られたうえ舟券外へ。 pic.twitter.com/VRJQIZ1Nuh
— 黒猫合唱団事務局 (@kuroneko_lab) July 19, 2024
落合直子がSNS休止を表明
SNS上での批判
「イン取られるなんて聞いてない」
この1文に過去の競艇文化と現在の競艇文化の乖離が伺えます。
・上位着でイイ
・地元の今井に譲った
上記3点の選手心理も影響したかと思われます。
オールドファンは、何も感じないどころか
「はあ?お前ら何言ってんの?」感が半端ないですね。
このレースの後、落合選手がレース後みんなで飲み会の画像を
SNS上に上げたことでさらに批判が増し、炎上が加速しました。
それを受けてのSNS休止宣言となりました。
最終日は無事故で帰りたいというのは人情。
選手が人間であることを忘れてはいけないと思います。
その心理を突くのも競艇の醍醐味。。。。だったんです。

前付けは合法でルール違反では無い
転換期がキテるのかなと思います。
新旧の競艇文化がぶつかり合ってる状態。
いわゆる、、
バリくそ博打の競艇VSスポーツのボートレース
現在のSGでは誰も前付けはしなくなりました。
90年代のSGのコース取りを見てみましょう。
コース取りを予想するのが醍醐味
現在の競艇は、本来ある1つ前のフェイズを考えなくて良いようになってます。
・選手心理
・誰が内枠に前付けしてくるのか
・深くなったら展開あるのは誰か
SGの優勝戦ですが今では考えられないゴチャゴチャのグチャグチャです。
メンバーの顔ぶれは、若手4人とベテラン2人の構成。
ちなみに、黒明選手は花夢選手のお爺ちゃんです。
黒い弾丸、児島のカリスマと謳われていました。
これを見て当時のファンは、
・内枠取りに来て進入深くなる
・1服部から外はS深くなるのを嫌って外になるのでは?
・その場合、4,6がS後手を踏み服部に展開

現在のボートレースでは、一流選手が定時定点でスタートできるので
これ系の展開はほぼ期待できなくなりました。

進入固定戦が生まれた背景
・わかりにくい
・難しい
・つまらない
深い造詣のあるマニア競技の側面があり
新規客の取り込みが難しく売り上げが上がらない。
売り上げUpの為に当時の運営サイドが、20数年前に恐る恐る出した案でした。
今は文化として根付いてる「ほぼ進入固定」ですが、
当時は、かなりバッシングを受けます。
・競艇を殺す気か!
・駄策だ無能だ!
しかし当時の競艇ファンの思いとは裏腹に徐々に進入固定の文化は浸透し
新規客取り込みに成功していくのです。
オール進入固定戦の開催節もあり徐々に根付いていきます。
1番の要因は、、、
わかりやすさ。

運営サイドの迷いと選手とファン
上記3者の現在の立ち位置を考察しましょう。
まず運営サイド。
運営サイドの苦悩
・前付けは古くからある競艇の文化
・進入固定で売り上げはUP
・競艇の1つの文化を消していいのか
この3点です。
完全に前付け禁止にしてその文化を消してしまうと
前付けあってこそ競艇というオールドファンの支持を得られなくなり
売り上げが減少します。
おそらく、全体の少ないパーセンテージではありますが
それでも売上落したくない。
同時に、発祥当時からある文化を無くすという事の恐れもあるでしょう。
選手は前付け廃止歓迎?
「前付けされるとラーメン屋の列に割り込まれた気分」
と堂々とSNSで発信する選手を見ると、前付け廃止は歓迎ムードな気がします。
・与えられた枠で勝つのがスマート
・誰からも文句言われない
弱い選手でも内枠が確約されスタートさえ遅れなければ
上位着取って勝率稼げます。
人間関係的にも気楽です。
「この野郎!舐めた前付けしやがって!」
と先輩に怒られることも無い。
気が弱い選手は、
・前付けでコース奪われる
・スタート勘狂わされる
・コース取りに行く胆力無いから貧乏くじ引かされてばかり
この状態から、
・内枠もキッチリ取れる
・邪魔されないからスタートも安定する
・勝率も安定する
良い事尽くしなのです。
選手サイドは、「前付け禁止にとっととしてくれ!」
と思っているでしょう。
ファンも前付け禁止には賛成
競艇の売り上げが飛躍的に伸びたのは
・ほぼ進入固定でわかりやすい
・新規ファンの増加
これが挙げられます。
前付けに対し、SNS上でヒステリックに批判する人も多くなってきました。
SGの優勝戦は年に9回あり、ここ10年7回8回は1枠が優勝してます。
これが何を示すかというと、、、、
割の良い投資
・9回の内7回8回1枠が頭
・3連単で20通り
下手な投資より稼げる。
この背景が、大金を雪崩れ込ませて売り上げに貢献していることも挙げられます。
前付けは近未来に廃止になる
おそらく、前付けは近いうちに廃止になるでしょう。
・選手は人間関係良好になる上に勝率の維持できる
・ファンは、わかりやすくて大金賭けれる

競艇で負けてる人の特徴4選 セオリーが原因
普通に思ってる事それ自体に勝てない要因があります。
言うまでもなく、
私達のせいではなく、業界が売り上げUPの為に仕込んだもので
産まれて親から言語を習うようなナチュラルさがあります。
選手は1つでも上の着を取るために真剣
・選手のポリシー
・その日その時期の気分

・舐めたまねしやがってこの野郎!の中谷



中谷としては舳先入れてたのに、後輩に無理に捲られた。
アタイ舐められてる?先輩立てろや引いとけや!
と言った処。(競技的にルール違反では無い)
周囲にも敢えて怒りを魅せて、勝ちやすい環境を作る
陸の上のマウントです。
・たまたま中継の一コマで映ったから我々は知れただけ
・PIT内での出来事や人間関係は我々には分からない
・至る所でこの手の事は起こっている
選手間の人間関係は我々にはわからないのです。

・上記2人は元選手
・レース以外でも後輩は逆らえない環境
レースで先輩攻めれるの?
・下手な事するとピットに帰ってから地獄・・
・無理はしないでおこう
我々の会社生活と同じ。
立場とか「気」で負けてるからガチで攻めれず
保身のために流されてしまう。
ほぼ1週間、共同生活で缶詰にされますから
我々以上のストレスです。
これらの環境が、
・選手のポリシー
・その日その時期の気分
に多大な影響を及ぼします。
實森も、次同じ状態になったら、委縮して攻めれないかもしれません。
攻める攻めないは選手の性格的なモノやその時の気分次第。
全く見えないし把握できません。
数か月後の2人がこれですからね。

展開推理というものが、いかに使えない代物であるか。
次、中谷と實森が同じレースに乗るとして
・實森が気を使って攻めれない?
・関係無く行くんじゃないか?
なんて読みで舟券買ったり、買えなかったり。
読みようが無い、見えないのです。
占い以下なのです。
たまにその占いもバシッツとキマる時があります。
そうなったらおしまいです。
「展開推理」という名の占い師に心酔し支配され搾取され続けるのです。
そんなものに大事な金を我々は賭けている。

1Rにつき5点10点以上買っている
・たまに当たってもトータルでは赤字
・あれも怖いこれも怖いあれがくるかもで点数が増える
・宝探し
狙いのレース以外はやらない
このポリシーも危険です。
・自信のあるレースで大勝負

・悔しくてタガが外れる
・冷静でいられなくなる
・アコムにダッシュ
狙いのレースで大勝負は、ギャンブルで身を持ち崩す1番の近道。
どうにもなりません。
魔物が体内に入り込んでくるのです。
我々が知りえない、選手の
・人間関係
・都合
・ポリシー
が絡んでます。
選手サイドとしては。。。
・外枠、準優前、最終日は無理しない
・枠が良い時に頑張ればいい
実際この手の選手は大勢います。
我々はそれが分からない状態で、真剣に賭けているのです。
狙いのレースにもその手の選手は必ずいます。
勝負レースで大勝負は危険極まりない行為です。
情報源は書籍やネット
・エンジン
・選手相場
・効率的に
・大量の人を集客


このまま胴元が作ったやり方継続する限り、生涯にわたり
損失を抱える事になります。
競艇は3連単で120通りしかなく、当たりやすいのは事実ですが
それ故に、カスリまくってトサカに来てデカい額をぶち込んで大損。
取り返すためにさらにデカい額・・と止まらなくなります。

くやしい・・!諭吉10人投入じゃ!
ぐはっつ!今度は20人じゃ!
いったん今までのやり方を停止し、当手法で一生モノの技術を学んでみてください。
1度学べば誰に取られる事もない財産になります。
・胴元が嫌がる売り上げにならないショッパイ客
・勝つだけ勝ってすぐトンズラする客
これになるのが1番です。